売上を伸ばしたいけど、マーケティングについてはイマイチわからない…そんなあなたのために、マーケティングに関するノウハウを、様々なシチュエーションを交えて解説していきたいと思います。

 今回は販売後のアフターフォローについて。

 

マーケティングは、商品を売って終わりではない

顧客へ一度商品を販売したら、それで終わりではありません。
例えば、前回お話したターゲティング広告を見て購入してくれた顧客は、期待した通りの商品を購入する事ができたため、お店に対して満足できたと思いますが、時間が経てばその満足感は薄れていってしまいます。

このままではせっかく繋がったお店と顧客との糸が、切れてしまいかねません。

この糸をより太くして、切っても切れない仲にしたいですよね。

アフターフォローメール

そこで登場する手法の一つが「アフターフォローメール」です。

アフターフォローメールとは、その名の通り商品を購入した顧客へ、お礼を兼ねたマーケティングメールを送る手法です。これはターゲティングメールよりさらに対象が絞られた、個対個のコミュニケーションに特化したマーケティングとなります。

メールに必要な主な内容としては、商品購入へのお礼はもちろんのこと、「商品の使い勝手はいかがですか」「お味はいかがでしたか」など商品に対するフォローをまずは入れましょう。こういった個対個のコミュニケーションを意識したメールは、お店への信頼感をアップさせます。
この信頼感が、商品を勧められたり購入したりする事に対する抵抗感を低下させ、再来店率、再購入率を高める事になるのです。

その他、アップ・セルと呼ばれる、より良いオススメ商品のご案内や、クロス・セルと呼ばれる、以前の購入内容に関連する商品のご案内なども入れておくと、上記との相乗効果で次の購買動機へと繋がりやすくなるでしょう。

また、割引クーポンなどを付加する事で、「あなただけに」という特別感を演出し、単なるセールス情報よりも購買動機の強力な後押しとなるでしょう。

 

 メールを送信するタイミングですが、購入後1週間程度の、ある程度ご使用いただいたタイミングを目安にすると良いでしょう。

 また、消耗品などの場合はちょうど使い切る頃合いにもメールをすると良いかもしれません。

「顧客蔵人(こきゃくくらうど)」でアフターフォローメール

 「顧客蔵人(こきゃくくらうど)」では、顧客の情報画面からメールの送信画面を開く事ができるので、購入履歴や趣味趣向などを確認しながら、的確なアフターフォローメールを作成する事ができます。
 また、顧客から来たリアクションなどをメモ欄やコメントなどに記録しておく事で、今後のマーケティングのための貴重な情報を漏らさず蓄積し、役立てていくことが出来るようになるでしょう。

 是非とも「顧客蔵人(こきゃくくらうど)」で、お店と顧客の繋がりを太くする手助けをさせて下さい!